なぜ冤罪は生まれるのか 救援会って知ってますか
全国人権連のリンク先でも紹介していますが、日本国民救援会って知っていますか。全国各地で実に様々な「冤罪」(えんざい)事件が多発しています。なぜ、こんなにも冤罪は後を絶たないのでしょうか。身に覚えのない事件で犯人とされ無実の罪で苦しんでいる人たちがいます。これは大変な人権侵害行為です。そんなことを思いながら記事を書いています。
少し前、袴田事件で元裁判官が自分は無罪だと主張したが自分の意に反して2対1で「有罪・死刑」判決を元プロボクサーの袴田被告に言い渡す判決文を自ら書かなくてはならなかったことが一生悔やまれるとテレビで切々と語っていました。この元裁判官はこの判決後すぐに辞表を出し、今日、袴田さんの無実を訴えています。また、最近では、痴漢事件を取り上げた周防正行監督作品の「それでも僕はやっていない」が全国各地で上映され、警察や検察の取調べの様子から、「」あ~、なるほど、こうやって冤罪は作られるのか」とリアルに実感できるものとして好評を得ています。
布川事件、仙台北陵クリニック事件、大阪地裁オヤジ狩り事件、御殿場女子高校生強姦未遂事件、名張毒ぶどう酒殺人事件、北九州引野口事件、大崎事件、日野町事件、これらは冤罪事件のほんの一部です。こんな冤罪事件に立ち向かい手弁当で活動しているのが、私も加入している日本国民救援会の存在です。冤罪以外にも様々な事件の真の被害者を支援しています。人権連も全国各地で署名や宣伝に協力しています。