613日、文部科学省所等中等教育局は「子どもの権利・教育・文化全国センター(DCI)」の申し入れに対し、「日本青年会議所(JC)へは『新教育システム開発プログラム』に関する事業委託は行ったが、同会議所が作成した今回の『誇り』というDVDを使って教える事業委託は含まれていない」と所管する学校での使用に関して明確に否定。これによって「お墨付き」は無くなった。

 なぜ日本青年会議所はこんなDVDを作成したのだろう。日本人としての誇りを持とうということ自体は間違ってはいないが、今回のDVDの内容に関して、国の内外から大きな波紋が起きそうである。ごく当たり前のことであるが、日本という国とそこで暮らす私たちに対する国際的評価は、私たち自らが主観的に行うものではない。しかし、なぜ?。今後の動向が注目される。