平均年収213万円。これは厚生労働省2006年調査で判明した母子世帯の収入額です。全世帯平均年収の約4割にも満たない中、シングルマザーたちによる子育ては大変です。
親たちは、「これから子どもが高校に進学して教育費がかかるのに」「子どもの未来を奪わないで」と悲痛な叫びを発しています。
現在、20歳と中1の子どもと3人暮らしの48歳のお母さんは、「一日2食、もう食事は削れない」と嘆いています。
母子家庭、父子家庭も多い昨今、国が防衛費という名の軍事費を膨らませ、大企業と資産家、アメリカの顔色ばかりうかがって国の宝である子どもたちへの手当てを半減することは、将来の国のあり方を考えない愚かな行為だ。