3月25日午前9時42分頃、石川県輪島市を中心とする能登半島では震度6強の大きな地震に襲われました。一夜明けた26日も余震が続き、最大で震度5弱を観測しています。消防庁の発表(26日午後8時現在)では死者1人、けが人214人、家屋の倒壊は786棟に上りました。
輪島市では2000人をこえる住民が公共施設などに避難しており、道路は寸断され、水道も破裂断水するなどライフラインの確保が急務です。多くの被災者が公共施設などに避難し、仮設トイレや給水車による生活を余儀なくされています。
輪島病院では断水の影響で人口透析患者に影響がでたため約30人の患者を金沢市の病院に搬送したり、輪島診療所では多数のけが人の応対に追われています。一刻も早い救援と救助活動が望まれます。
全国人権連では、現地での受け入れ態勢が整いしだい復旧のためのボランティア活動の参加を呼びかけます。同時に被災し家屋を失った方々への救援募金を訴えるものです。

義援金の送り先
郵便振替
日本赤十字社石川県支部
口座番号 00780―1―3

【「地域と人権」全国版/4月15日号】