オスプレイ問題 岩国9/1~2現地調査
7/22には、オスプレイの米軍岩国基地への配備に抗議するため全国各地から山口県岩国市での緊急集会に1100人が集まった。東京や沖縄からの代表団も連帯の挨拶。安保があるから政府防衛省は、オスプレイ配備について何も文句が言えないとする森本防衛大臣の発言とそれを追認する野田民主党政権に国民の怒りは日に日に高まっている。
今でも米軍戦闘機の低空飛行が問題になっているところに、墜落事故の多いオスプレイが配備され、高度60メートルで超低空飛行訓練を九州から東北にかけての広いエリアで行うとしていることもわかっている。米海兵隊はオスプレイ関連の事故で30人以上が死亡したこと以外にも数十機が行方不明となっている点について米国政府からの問い合わせにも回答をしないという。そんなオスプレイ配備反対は7/23の午前5時から岩国基地の海上部と基地対岸でもはじまったが陸揚げに。
沖縄でも10万人規模の反対集会が計画されている。岩国では9/1~2にかけて現地調査も安保破棄中央実行委員会の呼びかけで行われる予定。低空飛行訓練は、夜も昼も関係なく行われる。いつどこで墜落するか誰にもわからない危険なオスプレイ配備に反対できない政府の答弁に「それなら安保を破棄すべき」との声も上がり始めている。関連記事は岡山県人権連のブログにも掲載されている。
吉備真備さんは、オスプレイの事故率をご存知ですか?
日本の米軍基地に配備されるMV-22オスプレイの事故率(10万時間あたりの事故回数)は2012年4月11日時点で1.93となっていて、現
在使用されている機体(CH-53D)の4.15を大きく下回っていますよ。
このことを言うと必ず、「実際に事故は起こってるじゃないか。それで安全なのか。」と、おっしゃる方もいらっしゃいます。しかし、事故率とは現代において最も信頼されているものの一つ「統計」なのです。テレビなどで放送されている、オスプレイの20年も昔の墜落映像よりもはるかに信頼が置けるでしょう。
さらに、騒音レベルも現行機より低いというではありませんか。
「いつどこで墜落するかもわからない」などと書いていらっしゃいますが、これはオスプレイに限らずどの航空機でも同じことが言えるのではないでしょうか?こんなことを言っていたら「いつどこで自動車が衝突するかもわからない」から歩道も歩けませんね。
政府の森本防衛大臣や、野田首相には、オスプレイの利点明確にし、国民の理解を得る努力をしてほしいと思います
ゲストさんコメントありがとうございます。確かに公表されている海兵隊配備用の型式の事故率だけをみるとそのとおりのことが新聞各社の記事で確認できます。問題は、公表されている事故率だけでないという点にあると思います。アメリカ本国では、山間地でも住民の反対意見で訓練計画を延期したのに、日本には問答無用に配備した点。米国議会でのオスプレイにかかわって予算上は114機(事故、故障報告の12機のぞく)あるはずなのに、海兵隊の報告は71機で43機が不明ということで状況調査が検討されている点。“米国議会が独自に調査したなかでは、破損などの報告を避けるため、訓練などでダメージを受けた機を倉庫に保管し、未報告としていたなどという海兵隊員らの情報もあった”との点。製造は全部で126機だっといわれています。