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2007年12月
「NTTリストラ反対・裁判勝利する群馬の会」事務局

会員の皆様のNTTリストラ裁判闘争へのご支援、いつも本当にありがとうございます。裁判(東京原告団)は、12月10日に東京高裁第3回目の控訴審を終え、次回第4回控訴審が平成20年1月21日(月)13:00から高裁101号法廷で行われることが決定しました。(経過は「たんぽぽ」をご覧下さい)


高裁控訴審は、地裁不当判決を覆すにはまだまだ審理が不十分ですが、裁判所は次回の控訴審で結審とする意向を伝えてきました。
NTTは「構造改革」への至上命題として人的コスト削減「退職・賃下げ再雇用」制度を設け、51歳以上の97パーセントの社員が退職を選択したのは、それが魅力ある制度で「強要」は無かったなどと言っていますが、多くの労働者は「異職種・広域配転」の脅しのもとで止む無く退職を選択せざるを得ませんでした。
裁判長はこのような労働者の「生の声を聞くのもそれなりの価値がある」と言い次回の法廷で証人調べが行われることになりました。弁護団も最後の控訴審となろうとする重要な段階で、今まで以上に全力をあげて証人の地元(山形・北海道)まで赴き綿密な対応・対策を考えて取り組むと決意しています。
坂本弁護士は、今回の「裁判官忌避」の経過から、「裁判所が『証人申請を』一旦却下したものを覆し採用するまでに至ったのは、労働裁判史上稀なことであり、それは原告側の断固とした強い決意と、法廷を取り巻く支援する大勢の人たちの運動と闘いが裁判所を動かしたのだ。」と言われました。
このような経過をぜひご理解いただき、また、この裁判で勝利する展望をきり開くために、下記のとおり皆様へお願いするものです。

同封の裁判長宛ての「徹底検証・審理を求める要請書」ハガキをお読みいただき、お名前と住所を書いて早急(なるべく今年中)にポストへ投函してください。

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