大分県豊後高田市の選挙弾圧「大石事件」にかかわる福岡高裁判決が9月7日、同裁判所で申し渡されました。1審の地裁判決は「罰金15万円と公民権停止3年」。この日の高裁判決は、「公民権停止3年」はつけられなかったものの、「罰金15万円」というものでした。
被告とされた大石さんと弁護団は即日最高裁に控訴。これからは最高裁が闘いの場となります。大石事件は、特定の政党や議員にかかわる問題ではありません。議員として支援者や市民の人たちへ市議会の様子や市政全般のことを伝える活動は日本全国どこでもやっています。まともな議員ならみんな行っている正当な活動です。
日本の公職選挙法は世界でも例をみない悪法だと言われています。日本政府が追随しているアメリカでも非難されている代物です。
選挙は私たちの権利を行使して私たちの声を議会に届ける制度です。選挙法や制度を権力側が勝手に自分たちに都合の良いようにさせない闘いの一つにこの「大石事件」があります。大石事件についてもっと知りたい方は国民救援会へアクセスを。