今日3月3日は「ひな祭り」。5月5日とならんで子どもをもつ親の顔もほころぶ日です。親は子どもたちの成長と将来をいつも考えています。そのせいか年齢がいくつになっても特に母親は子どものことを心配する傾向にあるようです。
子どもたちの健やかな成長と学習を保障していく上で、文部科学省の役割が大きいことはいまさら言うまでもありませんが、2006年に教育基本法が改悪されてはじめての小中学校学習指導要領案と幼稚園教育要領案が2月15日発表されました。(文部科学省の意見募集告知は《Continue Reading =続きを読む》をクリック。記事の一番下にあります。)
要領改訂は10年毎にありますが、今回の改訂から本文の前に教育基本法全文と学校教育法の義務教育の目標条項を掲載し、「道徳教育」をすべての教科や活動で行うことを明記。
なんだか昔あった「同和教育基本方針をすべての教科に」と言うのとよく似ている。いまこんなことを言う自治体や教育委員会はないだろうが、以前はそれがまかりとおっていた。そんなことを思い起こさせる代物か。

文科省は、30日間(3月16日まで)の意見募集の後、3月下旬に「改訂学習指導要領」を告示する構えのようです。このまま行けば小中学校は2009年度から部分的に先行実施し、小学校は2011年度、中学校は2012年度から全面実施すると言っています。
★意見募集先告知とその内容は、青文字の「ここをクリック」して下さい。文科省の意見募集に直結しています。