障害者自立支援法の延命法案が廃案に
なにかと問題の多かった「障害者自立支援法」。これは障害者の自立を阻害する天下の悪法だと全国14ヵ所で71人が提訴し、原告側の勝利和解となったわけですが、はっきりと負けとなってもなかなか素直にやらないのが国。国会前での障害者のみなさんの座り込み抗議行動や参議院選挙もあり、今国会でこの法案の延命法が廃案となったことは、まずはよろこぶべきことです。
これからは、勝利和解をもとにして全面的にきちんとした見直しを実行させるたたかいがはじまります。たたかいはまさにこれからとなります。
全国人権連の皆様、先日は遠方の方から本当に御苦労さまでした。
障害者自立支援法訴訟元岡山県原告です。
当日は熱心に聞いていただき本当に有り難うございました。
私自身、言語障害もあり聞きづらかったのではないでしょうか?
6月16日は政府の都合で急遽「検証会議中止」となって、参議院会館前で監視活動を行ってきました。
そこでは、自立支援法一部改正延命法案について「民主党の裏切りのうえに、それを参議院本会議で採決させる為に執念を持って」いる現状も聞く事ができ恐ろしいものさえ感じました。
6月19日には、人権連岡山の人達にも全面的な支援を受けて「障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす岡山の会」を再結成致しました。
「終わりの始まり」です。
今後も物心両面の御支援を新しい総合的障害者福祉法制定までよろしくお願い致します。
一ヶ月以内にはまた、検証会議が開かれますので上京しなければなりません。
お礼まで。