人権連備忘録
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長年、「準備会」となっていた鳥取県で、今年2月7日、「鳥取県人権連」が正式に結成されました。正式名称は、「鳥取県地域人権運動連合」。結成総会では、佐々木泰子・準備会代表世話人があいさつを行い、田中克美・準備会事務局長がこの間の経過報告と運動の方向性、規約案などを提案し、全体討論の後、了承されました。この結成総会には、全国人権連の中島純男副議長が本部と中四国ブロックを代表して激励のあいさつを行いました。また、日本共産党鳥取県委員会を代表して、岩永なおゆき書記長がかけつけ、「鳥取で人権連が誕生したことは本当によろこばしい。これから行過ぎた同和問題の解決や様々な人権課題に、ともに手をとりあって頑張りましょう」と激励しました。
年明けから、連続するタクシー強盗や窃盗事件、さらに放火など、暗い世情を反映しているかのような事件が相次いでいる。そんな中で、派遣切りにあった人たちを支援している年越し派遣村の取り組みに対して、政府高官のこころない言動を避難する世間からの集中砲火は、誰しも納得のいくところだろう。昨年の田母神発言といい、政治家や官僚と国民との意識や感覚のずれは、ちょっとした言葉の端々に如実に出てくるものだと、つくづく感じた。 Continue Reading »
あけましておめでとうございます
1年のスタート、本年もどうぞよろしくお願いいたします。全国人権連では、皆さんからの色々なご意見や情報・コメントもお待ちしています。
昨年末からはじまった全国的な派遣切りや期間労働者切り、また就職内定取り消しなど、今年も大変な年となりそうです。巨額な内部留保を蓄えている大企業の横暴を食い止めることなく、消費税など、国民負担の増税しか、財源がないという現在の風潮を変えていく年としたいものです。
2008年12月8日に広島市中区で開かれたの「ヒューマンフェスタひろしま」(主催、広島法務局、広島県などの同実行委員会)の会場には、マツダの人権擁護活動をパネルで紹介していました。(写真)
マツダは今年3月、法務省と全国人権擁護委員連合会が主催する「人権擁護功労賞」を企業としては全国で初めて受賞しています。
「人権フェスタの開催やシンポジウムへの参画、講演会や研修への講師派遣などを通じて、地域社会に対して人権尊重のメッセージを発信している」(同社ホームページより)ことが高く評価したとのが受賞理由。
マツダは、景気後退を理由に、派遣労働者を約1400人削減することを発表、すでに一部実施しました。
派遣労働者の賃金は年間約200万円前後の低賃金であり、十分な蓄えもなく、しかも社宅住まい、「雇用保険」に入っていない労働者も多く、解雇が即、路頭に迷ってしまう事態を Continue Reading »
長い間ごくろうさまでした。
告別式には200名を超す方々が最後のお別れに。
国策樹立の全国行進隊に参加された石岡さん
若き日の姿がフィルムに残されています。
変わらない風貌がよぎりました。
|08年11月8日 |中島 |
7日、石岡克美さんが亡くなった。1940年1月生まれ、68歳でした。昼過ぎに、亡くなったという連絡が事務所に。この朝、中高年事業団の人に、石岡さんどうしている?と話題にしたばかり。突然の訃報でした。
喪主の奥さんの話では、 Continue Reading »
東京・神宮外苑の銀杏(イチョウ)並木も色づき始め、見頃は「いちょう祭り」の行われる11月15日から12月14日になります。
写真は昨年11月下旬に撮影、ヨーロッパの景色にも似た情緒あふれる風景に出会うことができます。ただし「早起きは三文の得」、日中は人混みで黄金の絨毯を見ることは出来ません。
東京人権と生活運動連合会の専従職員、大関浩史(おおぜき ひろふみ、旧姓・洞口)さん(46歳)が、10月16日午前8時30分ごろ、新橋駅東あたりの昭和通りで中央分離帯の縁石にバイクで衝突し、病院に運ばれましたが、胸などを強く打っており間もなく死亡しました。 Continue Reading »
太田農林水産大臣の突然の辞任。突然の辞任が多い中で、これをどうみるか。
事故米をこともあろうに食品に、しかも調査が進むにつれて、学校給食や病院給食、老人施設の食事をはじめ、お菓子、おにぎり、お弁当など、あらゆる分野で基準値以上の農薬汚染やカビ米の毒素が使用されていた。これには、もともと知っていた「確信犯」を除いて全国の誰もがおどろいた。偽装もここまで浸透していたのかと驚かされる。食べても健康被害の報告はないというが、そんなことではすまされない問題だ。 Continue Reading »
非正規労働者数が昨年に比べ20万人も増加しているなか、家計は火の車という世帯がどんどん増え貯蓄ゼロ世帯数を押し上げている。そのような中で、総務省が29日、全国消費物価指数が2.4%上昇したと発表。
2.4%の上昇率には、生鮮食料品などは組み込まれていない。ガソリン代がほんの少し下がってきてはいるが、生鮮食料品は輸送コストもかなりかかることから、実際の物価指数は相当なものになる。なんでもかんでも値上げが続いているので、次の指数速報値は気になるところ。