09年2月13日 金曜日

山口県連の新ブログ開設についてお知らせ

「山口県人権連」が新しくブログを開設しました。アドレスは下記に掲載していますが、今後は、当全国人権連ブログ上部にある「都府県連」のところをクリックして、反転している「山口県連」をクリックすると、そちらのブログにリンクしてありますので、どうぞよろしくお願いします。

http://yamaguchi-jinkenren.blog.ocn.ne.jp/weblog/

09年2月12日 木曜日

「私立高」授業料滞納増加に文科省はどう歯止めをかけるか

1年間に経済的理由で私立大学を退学する者の数、毎年1万人。この問題をどう解決していくかが大きな課題となっている。これは単純な中退問題ではない。背景に親の経済格差が子どもの教育格差となって現れていることが重要だ。全国人権連では、この問題に関して1年前の全国大会でも提起し、独自の「教育署名」として取り組みを始めている。いま第1次集約を行って、1月29日、30日に行った政府交渉のおり、文部科学省の大臣に1万筆あまり提出した。 Continue Reading »

09年2月5日 木曜日

派遣切りや中小零細企業への支援を求めて政府交渉

文部科学省交渉風景12930日の両日、全国人権連による今期政府交渉が行われました。29日は拡大幹事会が開催され、日本共産党の井上参議院議員の国会情勢報告に続き、新井直樹事務局長から53031日に予定されている鳥取市での第5回人権問題全国研究集会など当面する諸課題が提案され全体で確認されました。続く交渉日程や参加者割りと交渉に重点を確認した後、2日間の交渉に臨みました。

文部科学省交渉前に教育署名を手渡すまた、今期政府交渉にあわせて、2日目の文部科学省交渉時に、人権連として取り組んでいる「高校・大学新奨学金制度創設など」に関する教育署名に関して、岡山からも一万七百三十四筆分を提出。また後期高齢者医療制度廃止署名に関しては、中央本部に六千四百八十二筆分を提出しました。

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09年1月19日 月曜日

企業の内定取り消し公表、本日スタート(厚生労働省)

厚生労働省による企業の「内定取り消し」に関して、次のどれかに該当した場合、企業名を公表することが7日に決まったが、本日1月19日から本格的にスタートする。これは職業安定法施行規則の改正にともなうものなのだそうだ。今春入社予定者への取り消しに関しては、4月上旬を目処に公表する予定だという。
企業名の公表に関しては、次の5項目の中の1つでも当てはまれば公表に踏み切るというものらしい。もっと早くから対策をとっていれば、これまでの内定取り消しは防げたかもしれない。
(1)2年以上連続で取り消し。
(2)取り消し数が同一年度内に10人以上(他の安定した雇用先を紹介し、速やかに就職が決まった場合を除く)。
(3)生産量などからみて事業縮小を余儀なくされていると明らかに認められない。
(4)取り消し理由を学生に十分説明しない。
(5)他の就職先を確保するための支援をしない。

09年1月17日 土曜日

糾弾翼賛体制からの脱却を要請 滋賀県に

機関紙1月15日号掲載

 滋賀 同和地区問い合わせの「差別事件化」の撤回を

 和歌山 同和地区出身中学生把握の問題で是正

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09年1月14日 水曜日

品川正治さんの記事を読んで、「うーん、納得、そのとおり」とつくづく

1月25日号の「サンデー毎日」の記事に、日本経済同友会の終身幹事で、財界のご意見番といわれている品川正治さんの記事が掲載されていました。読んでみて、本当に納得。内容は、いまの派遣切り・期間工の雇い止めなど、雇用をめぐる一連の問題点がどこにあるのか、よく理解できるものでした。大企業の経営者や経営側と一連托生の大労働組合(御用組合)なども、今回の雇用問題を解決できる力があるのかと、苦言を呈しています。品川さんは、全国革新懇の幹事として、この間、雇用問題や憲法問題などでも早くから、問題点を指摘してきた方です。まだ読んでない人は、お早めに書店に。

09年1月14日 水曜日

山家悠紀夫さんの新連載「暮らし・地域・経済」がはじまる

私たち全国人権連の機関紙「地域と人権」に新連載が1月号からスタートしました。執筆者は、「暮らしと経済研究室」主宰の山家悠紀夫(やんべゆきお)さん。暮らし・地域・経済をキーワードに連載がはじまります。連載第1回(2009年1月15日号)は、アメリカ発の危機が世界的不況につながったなで、暮らしを守る政治の在り方や輸出(外需)だのみの日本経済を立て直すために国内経済の底上げをどうやっていくべきか、などをわかりやすく解説してくださっています。

機関紙は、毎月15日発行。1部150円(送料60円) 1ヵ年では送料込みで2,520円です。機関紙の申し込みは、http://homepage3.nifty.com/zjr/chiikitojinken.htmからできます。アドレスをクリックすると申し込みの窓口が開きます。

09年1月9日 金曜日

障害者自立支援法の応益負担と後期高齢者医療制度の廃止を

年明けから、連続するタクシー強盗や窃盗事件、さらに放火など、暗い世情を反映しているかのような事件が相次いでいる。そんな中で、派遣切りにあった人たちを支援している年越し派遣村の取り組みに対して、政府高官のこころない言動を避難する世間からの集中砲火は、誰しも納得のいくところだろう。昨年の田母神発言といい、政治家や官僚と国民との意識や感覚のずれは、ちょっとした言葉の端々に如実に出てくるものだと、つくづく感じた。 Continue Reading »

09年1月5日 月曜日

2009年幕開け

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あけましておめでとうございます

1年のスタート、本年もどうぞよろしくお願いいたします。全国人権連では、皆さんからの色々なご意見や情報・コメントもお待ちしています。

昨年末からはじまった全国的な派遣切りや期間労働者切り、また就職内定取り消しなど、今年も大変な年となりそうです。巨額な内部留保を蓄えている大企業の横暴を食い止めることなく、消費税など、国民負担の増税しか、財源がないという現在の風潮を変えていく年としたいものです。

08年12月28日 日曜日

年頭のあいさつ

迎春
 いま時代は「閉塞状況」だという。そうだろうか。確かに世界的な不況の嵐が吹き荒れ、不安定就労者が路上に投げ出されている。だが、ここ数年の流れをみても、社会の困難を打開する国民の力量は大きく成長している。
 私は、憲法改悪の勢力が台頭しだした時期に、日本の戦後民主主義の岩盤は決して小さなものでない、と発言した。また貧困問題の深刻化を踏まえ、その特徴を「分断的貧困」と語った。その後の推移は、油断はできないが、間違いなく国民の運動がこれを許さない道を歩みつつある。
 歴史は決して傍観していないし、その主体をなす人間どもの営みは社会進歩への道に行く必然性がある。「閉塞状況」と嘆いたり、傍観したりするのでなく、如何に多くの人びとを結集し、世論と運動を構築するかにある。新しい年はこれに応えるだろう。

                     全国人権連議長 丹波正史 

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