08年12月18日 木曜日

派遣労働者削減問題~マツダは「人権擁護功労賞」受賞の名に恥じないよう労働者の人権を守り社会的責任を果たすべき

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2008年12月8日に広島市中区で開かれたの「ヒューマンフェスタひろしま」(主催、広島法務局、広島県などの同実行委員会)の会場には、マツダの人権擁護活動をパネルで紹介していました。(写真)
マツダは今年3月、法務省と全国人権擁護委員連合会が主催する「人権擁護功労賞」を企業としては全国で初めて受賞しています。
「人権フェスタの開催やシンポジウムへの参画、講演会や研修への講師派遣などを通じて、地域社会に対して人権尊重のメッセージを発信している」(同社ホームページより)ことが高く評価したとのが受賞理由。
マツダは、景気後退を理由に、派遣労働者を約1400人削減することを発表、すでに一部実施しました。
 派遣労働者の賃金は年間約200万円前後の低賃金であり、十分な蓄えもなく、しかも社宅住まい、「雇用保険」に入っていない労働者も多く、解雇が即、路頭に迷ってしまう事態を Continue Reading »

08年12月11日 木曜日

岩間一雄・岡山大学名誉教授 連載ご苦労様でした

「時々の政治の流れと私たちの課題」第15回をもって連載が終了となりました。

新年号からは山家先生による「暮らしと経済」の連載が始まります。

是非「地域と人権」をお読みください。

12月15日号5面081215-5.pdf

08年12月2日 火曜日

~平和でこそ文化が花開く~金崎是遺作展、第39回ふくしま地区文化祭

「金崎是」遺作展の風景「第39回ふくしま地区文化祭」(主催・同実行委員会)1189両日、広島市西区のいきいきプラザで開かれました。オープニングセレモニーのあった8日、人権連福島支部長でもある中本康雄実行委員長が、「39回目を迎えた文化祭ですが、これも平和でこそできる企画です。みなさんの日ごろの成果を発表していくとともに、平和であることの大切さをかみ締めてください」と、あいさつをしました。 Continue Reading »

08年12月2日 火曜日

奨学金のローン化が進行

日本学生支援機構という名前は知らなくても、旧名称の「日本育英会」なら誰もが知っていることでしょう。いま全国の大学生、特に私立大学の学生が授業料が払えず年間1万人以上が中途退学している実態をご存知でしょうか。旧・日本育英会は、高い学費を補うため学生たちが奨学金を利用していたことで有名です。その旧・日本育英会が今日、日本学生支援機構という名称に変えてから奨学金利用を困難にしていることが明らかになってきました。現在3人に1人が利用中。

アメリカの金融破綻の影響が日本経済にも深刻な影を落としているなか、新規卒業生のなかにも企業からの「内定取り消し」など、学生たちの進路を暗いものにしています。そんな中、卒業して就職した人たちも相次ぐ失業と非正規雇用など低所得のため、奨学金返済の滞納が急増しているといわれています。 Continue Reading »

08年11月19日 水曜日

愛荘町役場への電話による同和地区問い合わせ問題

東近江市市民人権部 人権政策課

http://www.city.higashiomi.shiga.jp/subpage.php?p=14218&t=1226895002

これが集会案内

http://blhrri.org/info/ivent/keihatsu08/keihatsu08.pdf

08年11月19日 水曜日

労働者も消費者・購入者なのだが、企業はそこのところを理解しているか

今朝の「しんぶん赤旗」の1面に、トヨタ自動車が無届で2,000人を解雇していたことが報じられていました。トヨタだけでなく、輸出企業は今年の収益が減収となるから人員整理をはじめるのではという予測は早くから懸念されていたことですが、その先陣を切ったのはやはりトヨタ。世界に冠たる大企業のトヨタ。

トヨタに限らず、自社で働く労働者の首切りが横行する限り、日本経済はこの先、大きく飛躍することは難しいと思われます。労働者が自らと働く職場に誇りをもってこそ、企業価値も上がります。まして、労働者自らが、働いても働いても少ない年収で、自分たちが作った製品さえ買えないのが今の実態経済です。労働者を使い捨ての道具としか Continue Reading »

08年11月14日 金曜日

スウェーデンと日本の違いがよく理解できる本の紹介

スエーデンはなぜ貧困をなくせたのか今日は、とても気になる「書籍」の紹介です。執筆者は竹崎孜氏。A5版157ページ、2008年11月発刊。あけび書房。

いま日本国民は、かつてない「貧困」に直面し、大都市には数万人の路上生活者やネットカフェ難民とよばれる人たちがいますし、地方も医療や福祉、農業などをはじめ、地域の基幹産業が衰退しはじめています。大企業や一部の大金持ちは益々肥え太り、その他は徐々に貧乏になっているのが日本の現実です。大学を卒業しても、派遣やパート・アルバイトなど非正規労働で働かされ、いまや年収200万円以下の生活もめずらしくなりつつある現在、日本やアメリカと対照的な国々としてよく北欧諸国が取上げられます。今日は、その北欧のなかでも福祉国家として有名な「スウェーデン」に関する本の紹介をしたいと思います。自民党の大物国会議員は、 Continue Reading »

08年11月9日 日曜日

全国人権連顧問 石岡克美さん死去 

長い間ごくろうさまでした。

告別式には200名を超す方々が最後のお別れに。

国策樹立の全国行進隊に参加された石岡さん

若き日の姿がフィルムに残されています。

変わらない風貌がよぎりました。
 

http://minnanoie.org/?p=968

|08年11月8日 |中島 |
7日、石岡克美さんが亡くなった。1940年1月生まれ、68歳でした。昼過ぎに、亡くなったという連絡が事務所に。この朝、中高年事業団の人に、石岡さんどうしている?と話題にしたばかり。突然の訃報でした。

喪主の奥さんの話では、 Continue Reading »

08年11月5日 水曜日

拝啓、大企業・有名企業様 企業理念に労働者を人間として守ることを掲げるべきでは

国会で儲けのためなら何でもやれるよう財界トップ企業の意向に添うかのごとき派遣業の野放しで「偽装」のトップバッターといえる「偽装請負」が今日のかつてない非正規労働と貧困を生み出したことは、いまや自民党や厚生労働省の幹部もよく理解しているところでしょう。
経団連のトップという要職にある御手洗会長の率いるキャノンや世界一の売上高の割りに税金を大負けさせているトヨタ自動車など、日本の有名企業は、どこも偽装の温床となっているのだが、当の企業は今もなお、どうやって法律の網をくぐろうかという姿勢だから、、、なんとも。
そんな企業の一つに徳島県に本社を構える日亜化学という会社がある。この会社のことはよく知らなくても、「青色発光ダイオード」をつくっている会社といえば、おわかりだろう。 Continue Reading »

08年11月4日 火曜日

風情のある神宮外苑銀杏並木をパチリ

081104.jpg木枯らし1号が吹くなど秋も深まってきました。

東京・神宮外苑の銀杏(イチョウ)並木も色づき始め、見頃は「いちょう祭り」の行われる11月15日から12月14日になります。

写真は昨年11月下旬に撮影、ヨーロッパの景色にも似た情緒あふれる風景に出会うことができます。ただし「早起きは三文の得」、日中は人混みで黄金の絨毯を見ることは出来ません。

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