10年9月20日 月曜日

「障害」の表記についての意見募集

https://form.cao.go.jp/shougai/opinion-0004.html
【意見募集期間:9月10日~9月30日】

 障がい者制度改革推進会議の第一次意見を踏まえ、推進会議の下に設けられた「障害」の表記に関する作業チームでは、「障害」の表記についてどのような表記とすべきか検討を始めているところですが、今後の議論の参考とさせていただくため、「障害」の表記について国民の皆様から広くご意見を募集いたします。

 お寄せいただいたご意見については、原則として個別には回答いたしませんので、あらかじめ、ご承知ください。

【「障害者制度改革の推進のための基本的な方向(第一次意見)」(平成22年6月7日障がい者制度改革推進会議取りまとめ)】

第3 障害者制度改革の基本的方向と今後の進め方
 2.基礎的な課題における改革の方向性
  7)障害の表記
「障害」の表記については、「障害」のほか、「障がい」「障碍」「しょうがい」等の様々な見解があることを踏まえ、障害者の「者」にあたる部分の表記の在り方も含め、推進会議としては、今後とも、学識経験者等の意見を聴取するとともに、国民各層における議論の動向を見守りつつ、それぞれの考え方を整理するなど、引き続き審議を行う。

第10回障がい者制度改革推進会議議事次第
平成22年5月10日(月)
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_10/index.html
資料5 「障害」の表記についてs5.pdf

10年8月23日 月曜日

高齢者医療改革「中間まとめ」

「公聴会」という名の「制度説明会」では、質問に対してまともに回答せず、規定路線のような説明を行ったことが各地で波紋を呼んでいる中、8月20日、「中間まとめ」が出たのでPDFをアップします。一応、(案)ということですが、この手のものが意見があったからといって変わったためしはないのが現状です。

高齢者医療「中間まとめ(案)」PDF362KB

10年8月9日 月曜日

厚労省保険局主催の「新たな高齢者医療」公聴会

福岡と仙台で行われた厚生労働省保険局の「後期高齢者医療制度」問題の公聴会。その名も「新たな高齢者医療制度についての公聴会」というから、民主党のミスター年金とよばれた長妻厚生労働大臣が国会答弁で言及したことが実行に移された第1歩といえる。良い制度にするための第1歩ならば良かったのだが、「75歳を65歳に」という更なる医療改悪では、なんとも。

それに加え以下に述べるように「公聴会」といいながら国民を愚弄するかのような姿勢はいただけない。 Continue Reading »

10年8月6日 金曜日

山口県就職連絡会が青少年の就職保障で労働局に要請

青少年の就職保障・働くルールの確立と人権を守る山口県連絡会(山口県就職連絡会)の代表は8月3日、山口労働局の山口昌志局長に、県内企業の新規採用増、就職差別根絶など「青少年の就職保障にかかわる要請書」を提出し、具体的対応などを求めました。(以下続き有り)

http://yamaguchi-jinkenren.blog.ocn.ne.jp/weblog/2010/08/post_b0c1.html

10年7月29日 木曜日

千葉法務大臣「死刑執行」なぜこの時期なのか

7/11投開票の参議院選挙で大きく後退した民主党、中でも法務大臣の現職の座にあった千葉氏が落選というのは、民主党としても考えてもみなかったことだろう。その千葉氏は、国会議員の任期切れ後も法務大臣のポストのままというになったのだが、本日付けの全国紙や主要地方紙は、「千葉法務大臣が死刑執行、しかも異例の立会」と報じた。 Continue Reading »

10年7月21日 水曜日

長野・泰阜村-ずっと住み続けたい-

新婦人しんぶん7/22「新婦人しんぶん」7/22号のトップ記事に「この村でずっと住み続けたいから」”お互い様の暮らしをご一緒に”と、いう見出しが目を引いた。長野県の長野市と豊橋を結ぶJR飯田線の松本(松本大本営のあったところ)と豊橋の中間地点に位置する山間の小さな「泰阜村(やすおかむら)」。駅は飯田駅が近い。

7/11投開票された第22回参議院選挙は、議席数では民主党の大敗と自民党とみんなの党の議席増となった。この3つの政党の共通点は、「憲法改正(改悪)」と「消費税増税」、そして「保守」という点である。国民から多くの議席を託された政党が与野党を問わず真剣にいまの貧困の解決に向けて財界・大企業やアメリカ政府の要求する「年次改革要望書」、IMF(国際通貨基金)の「要望書」にはっきりと「NO!」を示す気概をもってほしいのだが、 Continue Reading »

10年7月13日 火曜日

【談話】「構造改革」への揺り戻しを許さず、憲法が暮らしに活きるために-第22回参議院選挙結果について- 

                            全国人権連事務局長 新井直樹
                                                                               
 7月11日に投開票された参議院選挙で、民主党の44 議席(10 議席減)に対して、自民が51 議席(13 議席増)、みんなの党が11 議席(10 議席増) などとなり、非改選議席を含めた与党は109議席へと過半数(121議席)を大きく割り込んだ。
 こうした結果は、昨年夏の総選挙で政権を取りながら、平和とくらしの要の問題で国民を裏切り続けてきた民主党への批判の表れであり、衆議院と参議院で多数派が異なる「ねじれ」状態が生じ、政局が不安定になり易い政治状況を作り出すこととなった。 Continue Reading »

10年6月23日 水曜日

新たな人権救済機関の設置について(中間報告) 法務省政務三役

千葉景子法相は22日の記者会見で、政府や特定団体による恣意(しい)的な言論・表現統制の危険性を指摘されてきた人権侵害救済機関設置法案(旧人権擁護法案)に関し、中間報告を発表した。
新たな人権救済機関の設置に関する中間報告の公表について
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken01_00004.html

10年6月22日 火曜日

第24回日本高齢者大会2010in水戸 9/13~14

今年24回目となる「日本高齢者大会」。開催チラシ(pdfは下にあります)には、「まちから村からの連帯でひとりぼっちの高齢者をなくそう」とあります。まさにその通りだと思います。日本中どこにいっても、都市部でも農村部でも高齢者の単身世帯や高齢者夫婦だけの世帯などが急増しています。特に農村部でもそれが顕著になりつつあります。限界集落が多いといわれる中国地方の山岳地帯や東北部周辺に暮らす高齢者の生活は昔と一変しています。

いま山間部で次第に里山がなくなってきています。同じように里山周辺の風景も地肌がむき出しになっているのを目にします。背景には国の農業政策の失政と農村労働力が都市部へシフトしていったことや、宅地や工場団地の乱開発があります。前者の課題は複雑な課題もあるのでさておき、後者の場合、特に行政の外郭団体的な「公社」「三セク」が関与しているケースが多く、現在、各地の自治体財政圧迫の大きな要因となっています。共通するのは、 Continue Reading »

10年6月17日 木曜日

障害者自立支援法の延命法案が廃案に

なにかと問題の多かった「障害者自立支援法」。これは障害者の自立を阻害する天下の悪法だと全国14ヵ所で71人が提訴し、原告側の勝利和解となったわけですが、はっきりと負けとなってもなかなか素直にやらないのが国。国会前での障害者のみなさんの座り込み抗議行動や参議院選挙もあり、今国会でこの法案の延命法が廃案となったことは、まずはよろこぶべきことです。

これからは、勝利和解をもとにして全面的にきちんとした見直しを実行させるたたかいがはじまります。たたかいはまさにこれからとなります。

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