08年2月18日 月曜日

2008年度軍事費と社会保障費を比べると

2008年4月から21世紀の「姥捨て山」政策とも呼ぶべき「後期高齢者医療制度」がはじまる。全国的にその中身がなんとなく知られてくるにつれて、「許せない。これは大変!」と反対の声が広がっている。「年金問題」で国民の信頼を失墜させた厚生労働省。年金問題解決もままならない状態がつづく。教育費も社会保障費も削減の一方だが、「国際貢献」という美名のもと軍事費は前年度比-0.5%、2008年度予算総額なんと4兆7796億円というからびっくりだ。やっぱりこの国はどこかズレテイル。

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08年2月15日 金曜日

米軍駐留、基地の縮小・撤去へ

米兵女子中学生暴行事件に関する全国人権連の抗議声明 

 全国地域人権運動総連合(略称・全国人権連)は、米海兵隊員による「女子中学生暴行事件」について、人間の尊厳を冒涜する極めて悪質な犯罪であるととらえ、アメリカ合衆国ブッシュ大統領並びに在日米軍に断固抗議する。同時に、日本政府に対し、米軍再編など基地恒久化政策の破棄、米軍基地の縮小・撤去こそが真の再発防止策であり、日米地位協定の抜本的見直しと、根本的解決のために日米安保条約の破棄を求める。 Continue Reading »

08年2月15日 金曜日

記事に関するコメント投稿のさいは

読者の皆様、いつも全国人権連のブログをご覧頂き大変ありがとうございます。
人権に関する課題は、啓発や教育、法案などだけでなく幅広く様々な分野にまたがり掲載する記事内容も多岐に渡ります。
当然、記事に関する関心や関連する諸問題も含めたお考えや意見は、色々あるものと思います。それはそれで当然のことだろうと私どもも思います。
しかし、頂いたコメントを承認して私どものブログで公開するには一定の制約があります。その関係で現在でも承認公開できないコメントが数多く(数十)あります。
そこで本日は私どもの掲載している記事に関してコメントを寄せて頂いている方々にお願いがあります。お願いは以下のものです。
※個人を名指しで誹謗中傷する内容を含むもの、あまりにも過激な内容のもの、一定の国名を名指しして攻撃対象している内容のもの、さらにコメントがあまりにも長いものは掲載できかねますので、それらの点をご理解頂いた上、記事内容に即したお考えやご意見を寄せて頂きますよう読者の皆様に心からお願い申し上げます。【管理人】

08年2月15日 金曜日

自民調査会 法相「白紙から議論」人権擁護法案

 今後毎週続くであろう(今のところ)自民党の人権問題等調査会。13日の意見では、そもそも論がまたも出たようだが、法務省が論点整理したものを次回提起することになったようだ。「白紙から」に矛盾すると思うのだが。古賀、二階氏ら幹部は欠席の会合。様子見、「ガス抜き」とも評される。

 前回の05年時、法務部会との合同会合で、強引に「古賀会長一任」騒動が引き起こされたが、部会長は了承せず、しかし、総務、政調レベルの政治決着へ持ち込まれた経緯がある。

 自民内の異論派は、こうした手法を警戒し、最後まで会合に残ったようだ。前回の会合で二階氏が「多数決」発言を行っていたからだ。

 05年10月に「人権擁護法案の再提案反対・廃案に向けた闘いの到達と課題」を新井名で整理したが、「白紙から」ならあらためて「調査検討会」的な組織を法務省内に設けるしか、省は動けないのではないか。(国民の声を集約するところもないのだから)

 自民がどのような意見の決着をはかるか、拙速をいましめる諸行動を展開してゆくものです。
  http://homepage3.nifty.com/na-page/17-68.html
  http://homepage3.nifty.com/na-page/17-70.html

以下、13日の会合に係わる主要な報道情報。 Continue Reading »

08年2月12日 火曜日

「人権教育の指導方法等の在り方について(第三次とりまとめ)」(案)に対する意見募集

 平成20年2月8日 文部科学省初等中等教育局児童生徒課
文部科学省調査研究会議は、人権教育の指導方法等の在り方について、「全国の学校関係者が理解を深め、実践につなげていけるよう、具体的な取組事例等の研究を進めてきました」が、その成果として、「掲載事例の充実等を図った「第三次とりまとめ」をまとめ、各学校・教育委員会にこれを配布する予定」。意見提出期限 平成20年3月7日必着

 http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=185000295&OBJCD=&GROUP=

08年2月12日 火曜日

米兵の婦女暴行と岩国市長選

沖縄の米海兵隊員による女子中学生暴行事件。いったい何度目だろう。問題が起きるたびに政府首脳は、「過去に何度か起こっているにもかかわらず、また起きてしまったことは本当に重大なことだと受け止めている。許されることではない」と遺憾の意を表明。今回も福田総理は、まったく同様のコメントを発表した。
今回の事件は、戦後60年以上経過しているにもかかわらず日本国内にアメリカ本国に匹敵する規模の米軍基地があることがすべての原因だ。アメリカでは日本にこれだけ多くの米軍基地と米兵一人当たり1100万円以上ともいわれる「思いやり予算」を含めた多額の国民負担がある事実がほとんど知られていない。

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08年2月7日 木曜日

UPR(普遍的・定期的レビュー)・政府報告に関する意見

1.見出し   国民の基本的人権、言論表現の自由を抑圧する「人権擁護法案」の抜本的見直しを求めています。個別人権課題に対応する法的整備を優先し、包括的人権救済は現行の人権擁護体制を改善すればすみます。国連への報告にあたっては、国内で「人権擁護」について様々な意見があることを紹介してください。

2.内容 鳩山法務大臣は07年10月末の衆議院法務委員会で、所信表明から踏み込み人権擁護法案を「国会に再提出したい」との意向を明らかにしました。 Continue Reading »

08年2月7日 木曜日

大盛況の学習会 神権連厚木支部

一月十五日午後一時から同和問題・厚木地域の歴史についての学習会を白山集会場で開催しました。当日は、同和会からの参加もあり参加者は三十二名でした。あらかじめ神権連発行の「同和問題学習資料」を配布しておき、森岡常任顧問の学習はこれに沿って行われました。

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08年2月6日 水曜日

人権意識が欠落した自由民主党山口県連の河野会長発言の撤回と謝罪を求める申し入れ

自由民主党山口県連が2月2日に山口市内で開いた「支部長・幹事長会議」で河野博行会長は、「めくら千人めあき千人」を引用して、2月10日投開票の岩国市長選挙の選挙情勢について語った。
井原勝介候補の支持者を「めくら」、福田良彦候補の支持者を「めあき」と語ったうえで、福田良彦候補への全面的支援を参加者に呼びかけた。
河野博行会長の発言は、障害者を侮辱する「差別用語」を用いて岩国市民の真剣な選択行為を愚ろうとすると同時に、市民の対立をあおる卑劣な差別的発言であり、断じて許すことが出来ない。 Continue Reading »

08年2月5日 火曜日

地域社会と居住者の権利憲章 公開検討会開催

 「こんな内容を公開討論して開くことが素晴らしい。ぜひとも広げてほしい」。全国地域人権連は「地域社会における権利憲章」公開検討会を2月2日、京都市内で行いましたが、冒頭の発言は、公開討論会の開催を知って初めて参加した男性が発した一言。全国人権連が提唱しようとする「地域社会における権利憲章」(「地域権利憲章」)が、多くの人々に共感を得ることができることを確信できた検討会となりました。

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